再燃期へ
4年前に「潰瘍性大腸炎」で入院して以来、毎年夏と冬には必ず再燃と言って症状がぶり返します。
今年こそは、何もなく無事に夏を越したいといろいろ気をつけて参りましたが、やっぱりダメでした。
今回もかなり厳しく、腹痛の波が押し寄せると脂汗が出てその場から動けなくなります。
「潰瘍性大腸炎」とは、故安倍元総理が罹患していた事で有名かも知れませんが、大腸に細かい傷(潰瘍)が出来る病気(難病)です。
そして、「寛解」と「再燃」を繰り返す事が多いようです。
本当に厄介な病気になってしまったものだと悔しく思いますが、これも「カルマの清算」であると受け入れています。
病気になると、生と死について深く考えるようになります。
これが良いことなのかは分かりませんが、結果として「自分自身の道」と言うものがはっきり見えてきます。
痛い時は目を閉じ、痛みを実感する事によって生を感じ、そこに感謝出来る様になれば、もう何も怖くありません。
その状態こそが、「真の悟り」と成りえるのでしょう。
合唱ではなく合掌。
偽住職K