ある船頭の話
先日、「ある船頭の話」と言う映画を観ました。
オダギリジョーさんの監督作品です。
内容は川で船頭をしているトイチと言う男の話で、近々その川に橋が架かると言う設定です。
橋が架かれば村の皆は便利になるが、船頭の自分自身は生活が行き詰まってしまう。
また、頻繁に町と村を行き来すれば、良くも悪くもいろいろなものが村に入ってくる事により人々も自然も変わってしまう。
そんな狭間で揺れ動く訳アリの男トイチ。
これは如何にも邦画的な着眼点で、必ず心に染み渡るのだろうなぁと期待しました。
実際、映像がとても美しく改めて日本の自然の美しに心奪われたりしました。
しかし、しかしですよ!!
それ以外が、私には全く理解出来ませんでした。
まず、男が暗い!地味!覇気がない!
まぁまぁその映画ですからね、好みは分かれますよね。
同じ様に理解できなかった映画に、綾野剛さん主演の「ホムンクルス」と言う作品があります。
ただ不思議なもので、こう言った作品の方が心に残るんですよね。
そう言った意味でいけば、面白かったと言えるかも知れません。
結局全ては、自分次第。
信じるか信じないかは、あなた次第です!
だたそれが、言いたいだけ K