大坂選手の会見拒否

こんにちは!OGです。

梅雨に入ったと思ったら、晴れの日が続くという言わば「梅雨あるある」ですね。
じめじめした梅雨らしさは今のところありませんので、テニスには気持ちのいい気候となっています。

ところで、今巷の話題は何と言っても大阪なおみ選手の試合後の記者会見拒否問題ですね。
大坂選手の表明を受けて、全仏オープンの主催者であるフランステニス連盟は1万5000ドル(約165万円)の罰金を科しました。
しかも、今後も違反行為(会見の拒否)を続ければ、大坂選手には大会への「出場停止を含め、より厳しい罰則が科される可能性がある」とも発表したことで、テニス界だけではなく世界中のワイドショーでも取り上げられる問題となっています。

会見はトップ選手の義務という考えは間違ってはいないと思いますが、メディアの中には一般常識を逸脱するような悪意のある質問をする記者もいて、以前から問題になっていたことは事実です。
取材の自由という免罪符があれば何をしてもいいという歪曲された(パパラッチのような)考えが横行しているように思います。
要は各個人の問題で、ジャーナリストとしてのプライドを持って取材しているかどうかを再考させるいいきっかけになればいいなと思っていましたが、大坂選手が大会を棄権するという最悪な結果となってしまいました。

まだまだこの問題は尾を引きそうな感じはします。
私たちが見たいのは、選手の最高のパフォーマンスであって、酷い質問に心を痛める悲しい表情ではないことを肝に銘じて取材活動をして欲しいと切に思います。