叱る!

 昨日、ジュニアクラスの生徒に久しぶりに大激怒しました。
レッスンの終盤、ラリー練習の時にある行動をとった男の子に対して、初めは諭すように少し時間をかけて注意をしました。
話を終えて、私が彼のほうから振り返った瞬間、「バーン」という音がしました。
ラケットがコート横の板張りのところに倒れてきました、彼が投げた瞬間は見ていませんが、音の大きさからすぐに投げたとわかりました。
「投げたのか、倒れたのかどっち?」と問いただしました、

「投げた・・・」

その瞬間、プチット切れた私、冷静の注意モードから大声の激怒モードに変えました。
変えたのです、彼のために言葉を選びながら注意をしていたことに対しラケットを投げるという行為をした彼を許すことはできませんでした。
真剣に叱る、本気で彼に向き合ったつもりです。
もちろん、私もいい気分でありません、「叱る」ことはエネルギーがいりますがきっと彼にもわかる日が来ると思っています。

 昔や、私たちの小学生時代、中学生、高校生の時も必ず学校には「怖い先生」という先生が一人や二人はいたものです。
いわゆる不良たちも「あいつ」だけはやばいぞ、と思われている先生です。
最近はそんな先生はいないのでしょうか?
いまの子供たちは叱れ慣れていないかもしれません、この一線を越えたらどうなるか、想像力を働かせながら素直に聞く耳を養ってもらいたいです。