夢⚾️
私の朝は、亡くなった母親に供える水を替えることから始まります。
『ゆっくりして下さいね。本当にありがとうございました。本当にすいませんでした』と手を合わせます。
さて、昨日所用で名古屋駅に向かいました。
すると、駅のベンチや公園のベンチで眠りこけている男性を何人か見かけました。
手には缶酎ハイを持っていたり、新聞を持っていたり。考え事をしているように見える人や、実に気持ち良さそうに見える人などなど。
そんな姿を見てふと、『一体どんな夢を見ているのかな?』と思いました。
少年の頃の夢なのか。
仕事の夢なのか。
家族の夢なのか。
はたまた夢など見ずにグッスリと眠ってしまっているのか。
これは完全に余計なお世話なのですが、心の中で『いい夢見ろよ』と言いその場を立ち去りました。
こんな詩人気取りと言うのか、作家気取りと言うのか、ただのメンヘラと言うのかの行動を取ってしまうのも秋だからなんじゃないでしょうか?
物思いの秋。
妄想が止まりません。
きっと気持ち良さそうにお昼寝していた方は、小さい頃に中日に入りたかった野球少年で、ホームランを打った夢か、楽しくキャッチボールをしていた夢でしょうね。
私は、相も変わらず亡き母の夢を見ています。
その夢は、とても楽しく幸せに包まれています。
夢。
それは、悲しみを癒す魔法。
K