代表選手選考の難しさ

こんにちは!OGです。

fed cup aisia oceania zone先日のデ杯カナダ戦は、残念ながら惜しい結果に終わりましたね。
2勝2敗で迎えた最終シングルスで、日本代表の植田監督は、当初の予定だった伊藤選手ではなく、添田選手を起用しました。
いろんな見方があると思いますが、初日の伊藤選手の調子や、前日にダブルスで添田選手はポシュピシル選手のサーブを受けていますので、伊藤選手よりタイミングやプレースタイルに慣れている点も考慮してのことかなと思います。
何より現場にいる監督が一番選手のことを分かっていると思いますので、あの場面ではベストな采配だったと思います。

代表選手の選考と言えば、先日陸上の世界選手権のマラソン代表選手が発表されました。
男子は順当な選考だったようですが、女子代表の選考に関して物議を醸し出しています。
日本陸連は、選考レースである昨年11月の横浜国際で優勝した田中選手ではなく、大阪国際3位の重友選手を代表に選出しました。

私は陸上競技にそれほど詳しくはありませんので言及はできませんが、選手の立場で言えば「代表選考レースで優勝してるのに何で選ばれないの?」という疑問が生まれると思います。
ロス五輪日本代表の増田明美さんも記者会見の質問で、「びっくりしました。なぜ同じ26分台で大阪で3位だった重友さんなんでしょうか?これでいいんでしょうか?」と異議を唱えていらっしゃいます。

こういう問題は、以前柔道やフィギュアスケートの代表選考の際にも起こっていたように記憶しています。
難しいとは思いますが、何より頑張っている選手のためにも、誰もが納得できるかたちで代表選手を選んで欲しいと切に願います。