自分とか、ないから。

先日、本を買いました。

「自分とか、ないから。~教養としての東洋哲学~」と言うタイトルです。

著者の読書歴は、自己啓発に始まり西洋哲学を経て東洋哲学へとたどり着きます。

実はこれ、私と全く同じなんですよね。

まぁ勿論、私の方が圧倒的に浅いですが…。

私自身、本を読むのがとても好きで若い頃は、結構読みました。

本の中に、人生の答えや生きるヒントがあるのでは?と、一心不乱に読み漁っていましたね。

そして、最終的に「祖父の死」により東洋哲学(仏教)のジャンルを開拓していきます。

これが、今までの常識や感覚を全てひっくり返す大転換期となります!

ただ、日常生活に追われると、どうしてもこう言った感覚は、忘れがちになりますのでその都度書を手に取るようにしております。

今回の本は、とてもかみ砕いて書いてあり漫画を読むような感覚で気軽に読み進める事ができます。

1ページでも読めば、東洋哲学のゆったりとした無限の世界観を堪能でき、リラクゼーションとともに宇宙の底へと落ちてゆきます。

これは、睡眠と呼ばれる世界でもあります。

自分が無くなり、自然へと溶け込んでいく。

全ては、繋がっている。

「涅槃」と言う満ち足りた状態。

これは、無心で自転車を漕いでいる時も味わう事ができます。

つまり「自転車なんだよ、人生は」と言う、あるお店のキャッチフレーズの意味が、何だかとっても染み渡っている訳でございます。

この出鱈目な感覚、これこそが世の象徴と言う事で「完」とします。

早くストリング張らなきゃ!!!!!

 

 

 

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