高校野球鳥取大会

こんにちは!OGです。

梅雨明けしたと思ったら、連日メチャクチャ暑い日が続いていますね。
外でもテニスしてますので、学生並みに肌が真っ黒です(^^;

ところで、最近はオリンピックでの担当者解任やコロナ感染者の増加など、何かと暗いニュースが続いていて気持ちも滅入ることも多いと思いますが、そんな中心温まるニュースもありました。

高校野球鳥取大会で、第1シードの米子松蔭高校が、17日未明に同校関係者が新型コロナの感染が発覚した影響で、大会の出場辞退を強いられ、同日に予定されていた境高校との試合が不戦敗と発表されました。
その後、米子松蔭高校の西村主将がツイッターで18日昼に「僕たちは夏の大会に向けて、甲子園目指して、必死に練習してきました。何とか出場する道を模索していただけませんか?」と訴えたツイートが瞬く間に拡散され、各界著名人がリツイートなどで反応。鳥取県高野連が異例の対応を取り、不戦敗取り消しに至りました。

もちろん、米子松蔭高校のナインも喜んだと思いますが、対戦相手の境高校のナインも嬉しかったと思います。
もし、このまま不戦勝で甲子園に行けたとしても、優勝でもしなければ「米子松蔭高校が出てれば…」と言う人が出てくると予想されるからです。
実際、境高校のエースの高塚投手は、中学校時代は米子松蔭高校の山崎投手と同じチームメイトだったそうで、「不戦勝が決まってもモヤモヤしてました」とコメントしています。

結果は、大熱戦の末に米子松蔭高校のサヨナラ勝ちとなりましたが、高塚投手は「最後は最高の場所で勝負できて、9回まで投げ合えることができたので、楽しかった」とコメントしています。
この記事を読んで、本当に良かったと思いました。
甲子園には行けませんでしたが、彼らにとって同じくらい価値のある一生誇れる財産を得られたのではないでしょうか。
自分の私利私欲やしがらみだけで動いている大人たちにとっては、目を背けたくなってしまうくらい眩しいんでしょうね(^^;