2位じゃダメなのか?

こんにちは!OGです。

今日も暑かったですね~季節が逆戻りしちゃったような陽気でした(^^ゞ
でも、明日からしばらく雨が続くようで、その後は一気に秋らしい天気になるみたいですので、体調管理に気をつけてくださいね!

ところで、少し前になりますがこんなニュースがありましたがご存知でしたか?

賞状破りは指導? 高校ハンドボール部監督の処分で波紋

全国屈指のハンドボール強豪高校の監督が昨秋、県内の新人戦で2位になった選手の前で賞状を破り捨てた。1人の選手の親が日本協会に通報したのをきっかけに、監督は「暴力行為による3カ月指導停止」になった。全国高校総体は監督不在で戦った。ところが、9月に事態は急展開。日本スポーツ仲裁機構が協会の監督への処分を取り消す決定を下したのだ。2位の賞状を破る行為は指導か、暴力か。識者らと考えた。

高校3年生にとっては、最後の夏だった。全国高校総体に駒を進めながら、ベンチに入れなかった50代の熱血監督は、反省と後悔の念で憔悴(しょうすい)しながら、2位の賞状を破り捨てた理由を周囲にこう漏らしていた。「おまえたちが目指すのはここ(2位)じゃない、という意味だった」「気合を入れるためだった……」。処分取り消しが決定したのは、処分期間が満了する前日の9月8日だった。

詳細はこちらをご覧ください⇒ 「朝日新聞DEGITAL 2017年10月4日記事」

このニュースを読んでからしばらく経ちますが、私的にはやっぱり釈然としない思いですね。
私も、中学校の野球部時代に同じような経験(全国屈指レベルではありませんが)をしましたが、子供ながら「理不尽さ」を感じたことを今でも覚えています。
監督としては、この監督のように「気合を入れるためだった……」という気持ちだったかもしれませんが、当事者の私たち選手の心にはまったく響きませんでした。

それもこれも「日頃の信頼関係」がいかに築けているかがすべてだと思います。
この記事の後半で、元陸上選手で、男子400メートル障害日本記録保持者の為末大さんがこのように意見を述べられています。

ちょっと冷たいかもしれないが、選手自身が自分の成長を自分の責任で負う意識も大切だ。

まったくその通りだと思います。
指導者は、感情にまかせて自分の意見を選手に押し付けるのではなく、常に冷静で気づかせる存在であるべきだと思っています!