Good Looser~美しき敗者

こんにちは!OGです。

毎日暑いですね(^^ゞ
MATも18日までお盆休みに入りますので、体力回復に努めたいと思います。
ただ、リオ五輪をついつい観てしまいますので、寝不足で余計に夏バテしちゃうかもです…(^^ゞ

そのリオ五輪も、日本勢の頑張りで近年になく盛り上がっていますね!
中でも、内村選手の体操男子個人総合2連覇は感動しました!!
追われる立場での連覇はどれほどプレッシャーだったことでしょう。

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その、体操男子個人総合のメダリスト会見でこんなことがありました。
外国の記者が内村選手に「あなたは審判に気に入られているのではないか?」という無粋な質問をしました。
その際に、銀メダルに終わったベルニャエフ選手のとった言動に感動しました。
以下はそのやりとりです。

「審判に気に入られているのではないか?」

無粋な質問が内村に投げかけられた時のことだ。

「そんなことまったく思っていません。どんな選手でも公平にジャッジしてもらっていると思っています」

内村が冷静に答えると、続いて、ウクライナ選手の練習環境について質問されたベルニャエフが、その質問に対する答えの後、自分も何か言わなくてはいけないとばかりに、言葉を継いだ。

「さきほどの審判のことについてですが、やはり個人的なフィーリングはみな持っていると思いますが、スコアをつけるということは、フェアで神聖なものだとみんなが知っています。とにかく航平さんはいつも高い点数を取ってきている。だから今の質問は無駄だったと思いますよ」

スポーツの世界では「Good Looser~美しき敗者」という言葉があります。
勝負には勝ち負けがありますが、自分が負けたときにどういった行動ができるかが、その人の品格が問われるという意味の言葉です。
トップ選手になればなるほど、皆ハンパない負けず嫌いのはずです。
ましてや、ほんのわずかの差で敗者になったとしたら、負け惜しみのひとつでも言いたくなるでしょう。

ベルニャエフ選手としては、素直に思ったことを言ったまでのことかもしれませんが、その記者会見を見終わった後は、何とも言えない清清しい気持になりました。
私にはとても真似できないことだと思いますが、少しでもそうありたいと思える出来事でした。