世界最強の“天才脳”

こんにちは!OGです。

全仏オープンも終わり、いよいよサッカーワールドカップが始まりますね!
ということで、先日NHKで『ミラクルボディー』という番組が放送されていましたが、ご覧になりましたか?

mb4_top_spain_onワールドカップも近いということで、スペイン代表のシャビ選手とイニエスタ選手の特集でした。
番組では、二人の脳にスポットを当てて紹介していましたが、とくにシャビ選手の脳のメカニズムについて興味深いことがありました。

シャビ選手と言えば、世界屈指の司令塔として有名です。
ボールを受け取ったら、瞬時に最適なパスコースを判断し、必殺のスルーパスでゴールを演出します。
当然、それは彼にしか出来ない天性のパスセンスによるもので、練習で何とかなるものではないと思いがちですよね。
しかし、最新の脳科学による分析では、決して直感に頼っているのではなく、彼の脳が過去の膨大な経験をすべて記憶していて、その場面と似たようなシーンを脳のデータベースから瞬時に呼び出して、最適なパスコースを選択しているのだそうです。
番組では、「まさに将棋の棋譜のように」と表現していました。

テニスでも同じですよね。
ボールのスピードや回転の情報と相手のポジションから、いかに次に打つべき最適なショットが選択できるかが重要です。
言い換えれば、決して直感に頼るのではなく、脳に記憶された過去のデータから、いかにその場面に近い経験を思い出して、最適な一手を講じることが出来るかと言えますね。
もちろん、そのためには狙った場所に打てる技術が伴っていないといけないのですが(^^ゞ
何事もまずは基本が大切ということですね!